5MV
つくりが良く鳴りが良いので人気がある小さな旧刻印タイプのバックマウスピースです。
刻印はVINCENT BACh 5MVです。5MVのMVがやや大きめの刻印です。
バックではサイズ5にしかないVカップシリーズ(5V、5MV、5SV)です。
バック5Cにくらべるとややうすめのリムです。
リム内側エッジがはっきりしています。
リム内側エッジにえぐりがありカップ内壁に唇が触れにくくバテにくいデザインです。
ミディアムディープのVカップです。
スロートは#27(3.66mm)くらいです。
Vカップには多く見られますがスロートが真芯からややズレています。
バックボアはワーバートン10くらいで太めです。
息がたっぷり入り太い豊かな響きがします。
密度の濃いたっぷりとした力強いサウンドです。
コンボからオーケストラまで幅広いジャンルのプレイヤーに人気があります。





3C
オーケストラからコンボまでオールラウンドのプレイヤーに愛好者が多いバック3Cです。
つくりがよく鳴り、音質がよいので人気のある刻印が小さな旧刻印 VINCENT BACH CORP.3Cです。
内径サイズは現行バック3Cよりわずかに大きめです。
リムは現行バック3Cよりわずかにフラットで厚みは同じくらいです。
現行バック3Cよりリム内側エッジにえぐりがありカップ内壁に唇が触れにくくバテにくいデザインです。
カップは現行バック3Cよりやや深めです。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン9くらいで現行バック3Cよりやや太めです。
息の入りがスムーズで芯の太い豊かな響きのするマウスピースです。
密度が濃くディープで力強い響きがします。
ローからハイまでバランスが良くオールジャンルに対応するデザインです。





2C
プロのオーケストラプレイヤーからコンボプレイヤーまで人気のあるマウスピースです。
カップ内側に自然なえぐりがついているのでカップに唇が触れにくくバテにくいデザインとなっています。
刻印はやや深めのVINCENT BACH 2Cで旧タイプの刻印です。
サイズは1 1/2と3の中間くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはバック1-1/2Cよりえぐりがあるためカップ容量が大きめです。
スロートは#27(3.66mm)くらいです。
ボア手前のスロート部分にメッキはげがあります。
バックボアはワーバートン9くらいです。
息の入りがよく芯のある豊かな響きがします。
小さめのサイズでもカップ容量が大きいため高音域のコントロールが楽なのに
豊かで芯のある響きがします。
ローからハイまで均一な鳴りのマウスピースです。





7Cゴールド
つくりがよく鳴りが良いので人気のある旧刻印バックです。
刻印はVINCENT BACH CORP.7Cです。
バックらしい芯のある音がします。
トランペットマウスピースの定番中の定番7Cです。
リムはラウンドでややうすめです。
現行のバック7Cよりはセミフラットで痛くなりにくリムデザインです。
カップ、サイズともに標準サイズです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや太めです。
バックボアはワーバートン10くらいです。
初心者にもおすすめです。
またマウスピースの選択基準としてもおすすめです。





1 1/2C
刻印が小さめでVINCENT BACH CORP 1 1/2Cと刻印されている旧刻印バックです。
CORPのあとの・(ドット)がないためアーリーエルクハートの後期かもしれません。
オーケストラからコンボプレイヤーまで支持されているマウスピースです。
サイズは現行バック1 1/2Cと同じくらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはバックCです。
カップ内部はモネ、パークのように研磨されていなく製造時そのままの研削跡が残してある仕上げです。
スロートは#28(3.57mm)で現行モデルより細めです。
バックボアはワーバートン7〜8の中間くらいで現行モデルより細めです。
息の入りがよくローからハイまでコントロールが楽なデザインです。
レスポンス、鳴りがよく豊かな響きがします。
オーケストラからソロまでオールマイティーに対応できるマウスピースです。





6B
チェットベイカーが楽器はいろいろ変えてもマウスピースだけは
バック6Bを生涯愛用していました。
小さめでやや深めの旧刻印でVINCENT BACH CORP.6Bです。
サイズはバック6Cよりわずかに小さめです。
リムはフラットでやや厚めです。
そのため口あたりがソフトで痛くなりにくくバテにくいデザインです。
カップは深めのBです。
スロートは#28(3.57mm)です。
スロートの直線部分がやや長めです。
バックボアはワーバートン8くらいです。
ふくよかで深みのある響きがします。
ローからハイまでコントロールが楽で均一な音質で鳴るデザインです。
ソロ、コンボはもちろんオーケストラなどでも使えます。





1 1/4C
刻印が小さめでVINCENT BACH CORP.1 1/4Cと刻印されている旧刻印バックです。
1 1/4Cの刻印がハンドハンマリングでやや深めに刻印されています。
オーケストラからコンボプレイヤーまで支持されているマウスピースです。
サイズは現行バック1 1/4Cと同じくらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはバックCです。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン10くらいです。
息の入りがよくローからハイまでコントロールが楽なデザインです。
ふくよかで豊かな響きがします。





2C
プロのオーケストラプレイヤーからコンボプレイヤーまで人気のあるマウスピースです。
カップ内側に自然なえぐりがついているのでカップに唇が触れにくくバテにくいデザインとなっています。
刻印はVINCENT BACH CORP.2Cで鳴り・音質が良いので人気のある旧刻印です。
CORP.と2Cの間隔が広いエルクハート初期製造です。
サイズは1 1/2と3の中間くらいです。
セミフラットで厚みはノーマルです。
カップはバック1-1/2Cよりやや深めで容量が大きめです。
リム内側エッジにえぐりがありカップ内壁に唇が触れにくくバテにくいデザインです。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
バックボアはワーバートン9くらいです。
息の入りがよく芯のある豊かな響きがします。
小さめのサイズでもカップ容量が大きいため高音域のコントロールが楽なのに
豊かで芯のある響きがします。
ローからハイまで均一な鳴りのマウスピースです。





17C
つくりが良く鳴りが良いので人気のある刻印の小さな旧刻印Bachマウスピースです。
刻印はVINCENT BACH CORP.17Cです。
内径サイズはバック12くらいです。
リムはフラットで厚めです。
リム頂点がやや内側にありリム外側にむかってなだらかになっているクッションリム形状です。
口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくデザインです。
カップはバック12Cよりやや深めです。
リム内側エッジにえぐりがありカップ内壁に唇が触れにくくバテにくいデザインです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン9くらいです。
小さめのため高音域が楽なデザインです。
レスポンスがよくやや明るめなサウンドです。
小さいサイズですがバックらしい芯の太い豊かな響きがします。