10 1/2C
刻印の小さく深めのVINCENT BACH CORP.10-1/2Cの旧刻印バックです。
ハイノートを要求されるプレイヤーの定番マウスピースです。
サイズは標準のバック7Cより小さめです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップは現行バック10-1/2Cよりやや深めです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン7〜8の中間くらいで現行バックより細めです。
オールジャンルに対応するマウスピースです。
高音域が楽なため手元に1本持っておいてイザという時にきっと活躍するマウスピースです。
芯のあるバックらしい正統派な響きがあります。





9C
つくりが良く鳴りが良いので人気のある刻印の小さな旧ロゴBachマウスピースです。
刻印はVINCENT BACH CORP.9Cです。
「宮間利之とニューハードオーケストラ」などのビックバンドで活躍し
日本を代表するソロプレイヤー 伊勢秀一郎氏も愛用する同じ型番です。
型番は9Cでバック7〜10-1/2の中間くらいです。
バック7Cよりはセミフラットで10-1/2Cよりはセミラウンドです。
リム内側にえぐりがあり唇がリム内壁に触れにくくバテにくいデザインです。
スロートは#27(3.66mm)よりやや細めです。
カップはバックCです。
バックボアはワーバートン8くらいです。
やや明るめの音でレスポンスが良く息の入りがよいマウスピースです。
ハイノートのコントロールが楽なデザインです。





1 1/2C
刻印が小さめでVINCENT BACH CORP.1 1/2Cと刻印されている旧刻印バックです。
1 1/2Cの刻印がハンドハンマリングでやや深めに刻印されています。
オーケストラからコンボプレイヤーまで支持されているマウスピースです。
サイズは現行バック1 1/2Cと同じくらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはバックCです。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン10くらいです。
息の入りがよくローからハイまでコントロールが楽なデザインです。
ふくよかで豊かな響きがします。





1C
刻印が小さめでVINCENT BACH CORP.1Cと刻印されているバックです。
CORP.と1Cの間隔がやや広めのアーリーエルクハートの後期あたり製造のマウスピースです。
日本トランペット界の重鎮・北村源三氏、津堅直弘氏という
歴代のNHK交響楽団プレイヤーが愛用してきた型番です。
オーケストラからコンボプレイヤーまで支持されているマウスピースです。
サイズは現行バック1Cよりわずかに小さめです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップは1Cのなかではわずかに深めです。
スロートは#27(3.66mm)です。
加工はされていませんがスロートにメッキはげがあります。
バックボアはワーバートン9くらいで太めです。
シャンク先端が現行バック1Cよりうすめでマウスピース内の振動が
効率よく響くような吹奏感です。
息の入りがよく芯があるのにウォームで豊かな響きがします。
大きな音量でも芯がブレることがなく音像が安定する感じです。





5C
オーケストラからコンボまでオールラウンドのプレイヤーに愛好者が多いバック5Cです。
やや深めで刻印の小さな旧ロゴVINCENT BACH CORP.5Cです。
サイズは5Cでリムはセミラウンドで厚みはノーマルです。
リム内側エッジはややはっきりしています。
カップはバックCです。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン9くらいです。
やや明るめでフォーカスがはっきりして豊かな響きのするマウスピースです。
コントロールが楽なので週末のみに吹くようなプレイヤーにも人気があります。





つくりがていねいで鳴りが良いので人気のある旧刻印バックです。
VINCENT BACH CORP.と2の間隔が広いアーリーエルクハートからすこし後に
製作されたマウスピースです。
サイズは1 1/2より少しだけ小さめです。
リムはフラットでやや厚めです。
リム内側エッジ、外側エッジがはっきりしています。
カップは深めでBより少し深めくらいです。
リムのエッジからカップにかけてえぐりが入っています。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
バックボアはワーバートン8くらいです。
とてもふくよかでウォームな響きです。まわりを包み込むようなサウンドで
ソロ、オーケストラにもおすすめです。





7BW
つくりがていねいで鳴りが良いので人気がある刻印の小さな旧ロゴバックです。
サイズはバック7です。
リムはフラットでやや厚めです。
リム外側エッジがなだらかなワイドクッションリム形状ではありません。
口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくいリムデザインです。
カップは深めのバックBです。
スロートは#27(3.66mm)くらいです。
バックボアはワーバートン8〜9の中間くらいです。
音が濃厚でディープな響きがします。
芯のあるバックらしいサウンドのためオールラウンドに使えそうです。





7EW
つくりが良く鳴りが良いので人気のある刻印の小さな旧ロゴBachマウスピースです。
刻印はVINCENT BACH CORP. 7EWです。
外径サイズがバック1-1/2Cに近く感じるためピッコロトランペットなどへの持ち替えで人気のある型番です。
ワイドクッションリムでリム頂点がやや内側にありリム外側エッジがラウンドになっています。
やや厚めで口あたりがソフトなリムのためハードプレスしても痛くなりにくいデザインです。
カップはバックEで浅めです。
スロートは#27(3.66mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン10くらいでやや太めです。
小さめのリム、太めのスロート、バックボアのバランスがよくとれているマウスピースです。
特に高音域の演奏が楽なデザインです。
トランペットシャンクのピッコロやビックバンド、スカ、ホーンセクションなどにもおすすめです。





6B
チェットベイカーが楽器はいろいろ変えてもマウスピースだけは
バック6Bを生涯愛用していました。
小さめでやや深めの旧刻印でVINCENT BACH 6Bです。
リムはフラットでやや厚めです。
そのため口あたりがソフトで痛くなりにくくバテにくいデザインです。
カップは深めのBです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン8くらいです。
レスポンスがよくふくよかで深みのある響きがします。
表現力がワンランクアップするようなボリュームです。
ローからハイまで均一な音質で鳴るデザインです。
ソロ、コンボはもちろんオーケストラなどでも使えます。





7EW
つくりが良く鳴りが良いので人気のある刻印の小さな旧ロゴBachマウスピースです。
刻印はVINCENT BACH CORP. 7EWです。
外径サイズがバック1-1/2Cに近く感じるためピッコロトランペットなどへの持ち替えで人気のある型番です。
ワイドクッションリムでリム頂点がやや内側にありリム外側エッジがラウンドになっています。
やや厚めで口あたりがソフトなリムのためハードプレスしても痛くなりにくいデザインです。
カップはバックEで浅めです。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
バックボアはワーバートン8くらいです。
小さめのリム、細めのスロートのバランスがよくとれているマウスピースです。
特に高音域の演奏が楽なデザインです。
トランペットシャンクのピッコロやビックバンド、スカ、ホーンセクションなどにもおすすめです。