7A
つくりが良く鳴りが良いので人気のある刻印の小さな旧ロゴBachマウスピースです。
刻印はVINCENT BACh CORP.7Aです。
CORP.と7Aの間隔が広いエルクハート初〜中期製造のモデルです。
ソロ、アンサンブルなどで人気のある型番です。
リムは7Cよりセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはバックAで深めです。
リム内側エッジにえぐりがありカップ内壁に唇が触れにくくバテにくいデザインです。
スロートは#27(3.66mm)です。
スロートの手前がやや太めになっていてストークヴァッキャーノモデルのように
ダブルカップのような形状です。
バックボアはワーバートン8くらいです。
息の入りとレスポンスがよいマウスピースです。
芯の太い豊かな響きがします。





18GP
つくりが良く鳴りが良いので人気のある刻印の小さな旧ロゴBachマウスピースです。
刻印はVINCENT BACH CORP.18です。
リムはフラットで厚めです。
口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくデザインです。
カップはバックAくらい深めです。
リム内側エッジにえぐりがありカップ内壁に唇が触れにくくバテにくいデザインです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン10くらいです。
小さめのため高音域が楽なデザインです。
カップが深めのため芯の太い豊かな響きがします。





1C
刻印が小さめでVINCENT BACH CORP.1Cと刻印されているバックです。
CORP.と1Cの間隔が広いエルクハート初期のモデルです。
日本トランペット界の重鎮・北村源三氏、津堅直弘氏という
歴代のNHK交響楽団プレイヤーが愛用してきた型番です。
オーケストラからコンボプレイヤーまで支持されているマウスピースです。
サイズは現行バック1Cくらいです。
リムは現行バック1Cよりわずかにセミフラットで厚みはノーマルです。
カップは1Cのなかではわずかに深めです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン8〜9の中間くらいです。
通常の1Cよりややスロート、バックボアが細めです。
レスポンス、鳴りがよく旧刻印、新刻印バックとは違う響きです。
芯があるのにウォームで豊かな響きがします。
大きな音量でも芯がブレることがなく音像が安定する感じです。





10 1/2C
刻印の小さくVINCENT BACH 10-1/2Cとあるバックです。
刻印が大きめでうすいモデルのひとつ前に製造されていたモデルです。
サイズの小さなバックマウスピースで使用している方が多いです。
ハイノートを要求されるプレイヤーの定番マウスピースです。
サイズは標準のバック7Cより小さめです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
スロートは#27(3.66mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン9です。
現行モデルよりスロート、バックボアがやや細めです。
オールジャンルに対応するマウスピースです。
高音域が楽なため手元に1本持っておいてイザという時にきっと活躍するマウスピースです。





8C
大きな刻印に変わる前の刻印の小さなBachマウスピースです。
刻印はVINCENT BACH 8Cです。
バック7C、10-1/2Cのリムににくらべるとセミフラットでやや厚めです。
ハードプレスでも痛くなりにくいソフトな口あたりのリムデザインです。
セミフラットリムでリム外側エッジがなだらかなクッションリム形状のため
内径サイズはバック10-1/2Cよりやや小さめに感じます。
リム内側エッジがはっきりしています。
スロートは#27(3.66mm)くらいです。
カップはバック7C、10-1/2Cよりやや深めです。
バックボアはワーバートン10くらいです。
ディープで密度の濃い響きがします。
息抜けがよい芯のある豊かな音です。





10-3/4A GP
大きな刻印になる前の小さな刻印のバックマウスピースです。
刻印はVINCENT BACH 10-3/4Aです。
サイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットでやや厚めです。
カップは深めのAです。
カップからスロート部分のショルダーがなだらかです。
スロートは#27(3.66mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン9です。
ディープで芯の太い響きがします。
高音域が楽なのに音が細くならないデザインです。





1E
大きな刻印になる前の小さな刻印のBachマウスピースです。
刻印はVINCENT BACH 1Eです。
旧ロゴ1Cよりやや大きめシルキー19くらいです。
リムはセミフラットでややうすめです。
カップは浅めのEです。
スロートは#27(3.66mm)よりやや細めです。
カップからスロート部分のショルダーがはっきりしています。
明るめの音でレスポンスがとても良いです。
Bb管からの持ち替えや吹奏楽のポップス、ジャズなどに良さそうです。
バックボアはワーバートン10くらいで太めです。
浅めのカップと太めのバックボアのバランスが良いです。





12CW
つくりが良く鳴りが良いので人気のある刻印の小さな旧ロゴBachマウスピースです。
刻印はVINCENT BACH CORP. 12CWです。
サルサバンドやラテン系プレイヤー、Mファーガソンが愛用したルディーマックに似たリム形状です。
ワイドクッションリムでリム頂点が内側にありリム外側エッジがラウンドになっています。
とても厚めで口あたりがソフトなリムのためハードプレスしても痛くなりにくいデザインです。
長時間ハードに演奏するプレイヤーにおすすめです。
内径サイズはバック12よりやや小さめです。
リム内側エッジがはっきりしています。
カップはバックCです。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
バックボアはワーバートン8くらいです。
持久性があり高音域の演奏が楽なデザインです。
ビックバンド、スカ、ホーンセクションなどにもおすすめです。





VINCENT BACH CORP.7と小さな刻印の旧ロゴバックです。
つくりがていねいで鳴りが良いので人気のあるマウスピースです。
内径サイズはバック7Cより小さめです。
リムはフラットで厚みはノーマルです。
リム内側エッジははっきりしていてリム外側エッジはなだらかでクッションリム形状です。
カップは深めのバックA〜Bの中間くらいです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン9くらいです。
密度が濃く太くウォームな音がします。
柔軟性がありローからハイまで色彩豊かな鳴りがします。
オーケストラプレイヤーからコンボプレイヤーまでオールジャンルに使えるマウスピースです。





12C
リーモーガンが愛用していたといわれているバック12Cです。
現行12Cに比べるとリムが少しフラットです。
そのため少し小さめに感じます。
カップはバックCより少しだけ深めです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン10くらいです。
サイズは小さめですがバックらしい芯のある太い響きがします。