B.J.W.
元ジャルディネリの職人だったグレッグブラックとジェフリーヒルが独立して製作したブラックヒルです。
ブラックヒルの工房解散後にグレッグブラックは自身の名前のマウスピースを製造しています。
現在グレッグブラックは製造をほとんど行なっておらずレアなマウスピースとなっています。
カスタムモデルで刻印はB.J.W.とあります。プレイヤーの詳細は不明です。
ブラックヒルではとてもめずらしいパデューバのようなダブルカップです。
サイズはバック12くらいです。
リムはフラットで厚みはノーマルです。
一段目のカップはバックFよりも浅めで極浅です。
二段目のスロート手前はやや長めで深いダブルカップです。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはSカップの標準のバックボア1です。
太さはワーバートン5くらいでややタイトです。
ブリリアントでハイノートのコントロールが楽なデザインです。
ダブルカップですが中低音もやせすぎず豊かに響きます。





1 1/4C 5
イングリット ジェンセンなどトッププロも愛用するレアなブラックヒルウルトラヘビーマウスピースです。
サイズはバック1 1/4くらいです。
リムはセミラウンドで厚みはノーマルです。
リム内側エッジははっきりしています。
カップはやや深めのバックCくらいです。
スロートの手前が太くなっていてダブルカップ状です。
そのため深さはバックCくらいですがカップ容量が増えるデザインです。
スロートは#27(3.66mm)よりわずかに細めです。
バックボアはワーバートン8くらいでノーマルです。
音に指向性がありレシーバー、マウスピースあたりで拡散されることなくベルから鳴っている感じです。
高音域でも音がやせることがなく太い鳴りがします。
とてもふくよかでファットで豊かな響きがします。





1B−25−5ヘビー
イングリット ジェンセンなどトッププロも愛用するレアなブラックヒルウルトラヘビーマウスピースです。
サイズはバック1くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはやや深めのバックBくらいです。
ショルダーはなだらかでスロートの手前がやや太くなっています。
刻印は25ですが実際のスロートは#24(3.86mm)くらいでやや太めです。
音に指向性がありレシーバー、マウスピースあたりで拡散されることなくベルから鳴っている感じです。
とてもふくよかでファットで豊かな響きがします。





3S−1
元ジャルディネリの職人だったグレッグブラックとジェフリーヒルが独立して製作したブラックヒルです。
ブラックヒルの工房解散後にグレッグブラックは自身の名前のマウスピースを製造しています。
現在グレッグブラックは製造をほとんど行なっておらずレアなマウスピースとなっています。
このブラックヒル3S−1はミディアムヘビーモデルでとても人気のあるモデルです。
サイズはバック3〜5の中間くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはえぐりがありバックEくらいです。
スロート手前のショルダーがやや太めです。
バックボアはSカップの標準のバックボア1です。
太さはワーバートン7くらいでややタイトです。
やや明るめで芯のある音です。
レスポンスが良くローからハイまでのバランスがとても良いデザインです。





2C
BLACK^HILLの^がなく型番の刻印も大きめのブラックヒルマウスピースです。
ミディアムヘビーモデルでとても人気のあるモデルです。
サイズはバック2くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
リムの感触がとても良いです。
カップはえぐりがありCより少し深めです。
スロート手前のショルダーがやや太めです。
バックボアはC、Bカップの標準のバックボアでダークな音がします。
太さはワーバートン8くらいです。
もともとメッキがされていないモデルです。
太く芯のある音で吹きやすさと音色のバランスがとても良いデザインです。





12C−3
ジャルディネリの職人グレッグブラックとジェフリーヒルが独立して製作したブラック^ヒルです。
その後グレッグブラックは独自のブランドを立ち上げました。
つくりと鳴り、音質が良いため根強い支持でとても人気のあるマウスピースです。
サイズはバック12くらいです。
リムはバック12Cよりフラットでやや厚めです。
カップはCよりやや深めです。
スロートは#27(3.66mm)でノーマルな太さです。
バックボアはブラックヒルC、Bカップの標準タイプとなるバックボア3でダークな音がします。
太さはワーバートン8くらいです。
スロート手前がやや太くなっていてストーク ヴァッキャーノモデルのようです。
その分カップ容量が増えて太い音になります。
レスポンスが良いのに密度が濃い音がします。
楽器が共鳴する感じが身体に伝わる感じがします。





10S−1
サイズはバック12くらいです。
リムはセミフラットで少し厚めです。
カップは浅めでバックFくらいです。
バックボアはSカップの標準モデルの1です。
明るめのタイトなバックボアです。
レスポンスとすごく鳴りが良く楽器が共鳴する感じです。
フォーカスのしっかりした芯のある力強い音がします。
ビックバンドやピッコロトランペットなどハイノートを必要とされるプレイヤーにおすすめです。





1 1/2C−3
サイズはバック1 1/2〜3の中間くらいです。
リムは11/2Cよりフラット気味で少し厚めで口あたりが良いです。
カップはCより少し深めです。
音はふつうに吹いてもとても深いオペラ歌手のようなベルベットトーンがします。
バックボアはC、Bカップの標準のバックボアでダークな音がします。
もともとメッキがうすいのでシャンク、カップ内にメッキはげがあります。





7S−1
サイズはバック101/2くらいです。リムはセミラウンドで厚みはノーマルです。
カップはゆるやかに2段になっています。
深さはバックEくらいです。
バックボア1はSカップの標準タイプで音質が明るめになります。
メッキが黒っぽくプラチナメッキ仕上げかもしれません。
レスポンスがとても良く芯のある音が遠くまで響きわたる感じです。
特にハイノートのコントロールが楽なデザインです。





ハイパーソニック
イングリット ジェンセンなどトッププロも愛用するレアなブラックヒルウルトラヘビーマウスピースです。
サイズはバック10 1/2くらいです。
リムはフラットでやや厚めです。
そのため口あたりがとても良いです。
カップはダブルカップです。
1段目は浅めのバックFくらいです。
カップとスロートの間が太くダブルカップになっています。
カップというよりは太めのスロートという感じです。
スロートは#26(3.73mm)くらいでやや太めです。
音に指向性がありレシーバー、マウスピースあたりで拡散されることなくベルから鳴ります。
芯のある音が遠鳴りする感じです。