1 1/2C
マウントバーノンからエルクハートに移転した1961年の後、数年間に製造されたアーリーエルクハート時代のマウスピースです。
マウントバーノンと同じパーツ、金属、機械を使用しているのでとても人気のあるモデルです。
マウスピースの刻印がVINCENT BACH CORPのあとの・(ドット)がないのでいわゆる「ドットなし」といわれるタイプです。
サイズは旧刻印バック11/2Cと同じくらいですがリムがセミフラットでやや厚めです。
そのため口あたりがとてもソフトです。
カップは旧刻印バックCと同じくらいです。
スロートは#28(3.57mm)〜#27(3.66mm)の中間くらいです。
鳴りが現行バック、旧刻印バックとはまったく違います。
レスポンスがとても良くにふくよかで芯のあるとても良い響きがします。
ヴィンセントバックが作りたかったマウスピースがここにあります。
オーケストラはもちろんオールジャンルに使えるすばらしいマウスピースです。





1 1/4C
マウントバーノンからエルクハートに移転した1961年の後、数年間に製造されたアーリーエルクハート時代のマウスピースです。
マウントバーノンと同じパーツ、金属、機械を使用しているのでとても人気のあるモデルです。
マウスピースの刻印がVINCENT BACH CORPのあとの・(ドット)がないのでいわゆる「ドットなし」といわれるタイプです。
マウントバーノンと同じく1/4の「/」がななめではなく横に刻印されています。
サイズは旧刻印バック11/4Cよりやや大きめくらいです。
カップも旧刻印バックCと同じくらいです。
スロートは現行バックよりやや細めの#28(3.57mm)くらいです。
ボディーが現行バックよりすこしだけ細めになっています。
鳴りは現行バック、旧刻印バックとはまったく違います。
楽器全体に振動が伝わりやすく手前で鳴る感じです。
ややブリリアントでとても良く鳴るマウスピースです。
オーケストラはもちろんオールジャンルに使えるすばらしいマウスピースです。





8 1/2A
マウントバーノンからエルクハートへ移転した数年間に製造されたアーリーエルクハートバックです。
マウスピースの金属がマウントバーノンと同じもののためレスポンス、鳴りがとても良いです。
サイズは小さめのバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットで厚みはノーマルです。
カップは深めのA〜Bの中間くらいです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン8〜9の中間くらいです。
バックボアの偏芯はありません。
レスポンス・鳴りが良く小さめのリム、深めのカップの組み合わせがバランス良いです。





10 1/2C
マウントバーノンからエルクハートに移転した1961年の後、数年間に製造されたアーリーエルクハート時代のマウスピースです。
マウントバーノンと金属、機械を使用しているのでとても人気のあるモデルです。
マウスピースの刻印がVINCENT BACH CORPのあとの・(ドット)がないのでいわゆる「ドットなし」といわれるタイプです。
サイズは現行バック10-1/2Cよりリムがややフラットなため小さめに感じます。
そのため口あたりがソフトです。
カップは旧刻印バックCと同じくらいです。
スロートは#27(3.66mm)くらいです。
鳴りが現行バック、旧刻印バックと違いレスポンスが良くスピード感のある鳴りがします。





3C−S−S
マウントバーノンからエルクハートに移転した1961年の後、数年間に製造されたアーリーエルクハート時代のマウスピースです。
マウントバーノンと同じパーツ、金属、機械を使用しているのでとても人気のあるモデルです。
マウスピースの刻印がVINCENT BACH CORPのあとの・(ドット)がないのでいわゆる「ドットなし」といわれるタイプです。
サイズは旧刻印バック3Cと同じくらいですがリムはわずかにフラット気味です。
そのためわずかに厚みがあるように感じます。
カップは旧刻印バックCと同じくらいです。
スロートにS(シンフォニック)の刻印があります。
スロートは現行バックより太めで#26(3.73mm)くらいです。
バックボアにもS(シンフォニック)の刻印があり現行バックより太めのワーバートン10くらいです。
鳴りが現行バック、旧刻印バックと違い芯がとても太い鳴りがします。
レスポンスも良く古き良き時代のバックの響きがします。





2C
マウントバーノンからエルクハートに移転した1961年の後、数年間に製造されたアーリーエルクハート時代のマウスピースです。
マウントバーノンと同じパーツ、金属、機械を使用しているのでとても人気のあるモデルです。
マウスピースの刻印がVINCENT BACH CORPのあとの・(ドット)がないのが特徴です。
サイズは旧刻印バック5Cくらいで現行2Cより小さめです。
カップは旧刻印バックCよりわずかに深めくらいです。
そのためカップ内壁にえぐりが入っている状態となりカップ内壁に唇が触れにくく高音域が楽でバテにくいデザインです。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
ボディーが現行バックよりすこしだけ細長くなっています。
バックボアはワーバートン8くらいです。
現行バックには出さないようなふくよかで少し明るめでとてもウォームな響きがします。
オーケストラはもちろんオールジャンルに使えるマウスピースです。





1 1/2C
マウントバーノンからエルクハートに移転した1961年の後、数年間に製造されたアーリーエルクハート時代のマウスピースです。
マウントバーノンと同じパーツ、金属、機械を使用しているのでとても人気のあるモデルです。
マウスピースの刻印がVINCENT BACH CORPのあとの・(ドット)がありアーリーエルクハートでも後期製作のマウスピースです。
マウントバーノンと同じく1/2の「/」がななめではなく横に刻印されています。
サイズは旧刻印バック11/2Cよりやや大きめくらいです。
カップは旧刻印バックCよりわずかに深めくらいです。
スロートは#27(3.66mm)くらいです。
ボディーが現行バックよりすこしだけ細長くなっています。
バックボアはワーバートン8〜9の中間くらいで現行・旧ロゴバックよりわずかに太めです。
鳴りは旧刻印バックとマウントバーノンバックの中間くらいです。
ふくよかで少し明るめのとてもウォームな響きがします。
レスポンスの良さ、音の太さともにバックの良い部分を凝縮した音がします。
オーケストラはもちろんオールジャンルに使えるすばらしいマウスピースです。





1Sゴールド
マウントバーノンからエルクハートに移転した1961年の後、数年間に製造されたアーリーエルクハート時代のマウスピースです。
マウントバーノンと同じパーツ、金属、機械を使用しているのでとても人気のあるモデルです。
マウスピースの刻印がVINCENT BACH CORPのあとの・(ドット)がないのでいわゆる「ドットなし」といわれるタイプです。
このマウスピースはアーリーエルクハートでもレアなカスタムモデルです。
1SのSはシンフォニックモデルの意味です。
1S LBの刻印があります。
サイズは旧刻印バック1と同じくらいですがリムがセミフラットでやや厚めです。
そのため口あたりがとてもソフトです。
リムから垂直にカップとなりゆるやかなボウル型で深さはBくらいです。
スロートは現行バックよりやや太めの#24(3.86mm)くらいです。バックボアも太めでワーバートン10くらいです。
実際に吹いてみるとキツイ印象はなくとても濃密で芯のある音がします。
レスポンスが良く力強い響きがします。
オーケストラはもちろんオールジャンルに使えるすばらしいマウスピースです。





12CW
マウントバーノンからエルクハートに移転した1961年の後、
数年間に製造されたアーリーエルクハート時代のマウスピースです。
マウントバーノンと同じパーツ、金属、機械を使用しているのでとても人気のあるモデルです。
マウスピースの刻印がVINCENT BACH CORPのあとの・(ドット)がないので
いわゆる「ドットなし」といわれるタイプです。
リム内径サイズはバック12くらいです。
超ワイドクッションリムです。
リムはフラットでとても厚いです。
リム頂点が内側にあり外側エッジがなだらかになっています。
ハードプレスしてもほとんど痛くならずバテにくいリムです。
長時間のプレイ、ハイノートを必要とされるプレイヤーにおすすめです。
カップもバックCと同じくらいです。
スロートは現行バックよりやや細めの#27(3.66mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン8くらいでノーマルです。
外見よりノーマルなバックらしい芯のある太い音がします。





11A
マウントバーノンからエルクハートに移転した1961年の後、数年間に製造されたアーリーエルクハート時代のマウスピースです。
マウントバーノンと金属、機械を使用しているのでとても人気のあるモデルです。
マウスピースの刻印がVINCENT BACH CORPのあとの・(ドット)がないのでいわゆる「ドットなし」といわれるタイプです。
サイズは現行バック11よりリムが少しフラットです。
そのため口あたりがソフトです。
カップはAほど深くなくバックBより少し深めくらいです。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
カップからスロートになる手前が太くなっています。
レスポンスが良いのにエアーのたっぷり含んだ太い鳴りがします。
暖かい音のままで高音域が楽なデザインです。