VF-T1
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
ジェロームカレのスペシャルアーチストモデルでJEROME CALLET・V.F.-T1です。
ブラックヒルからも製作されていたオリジナルハイパーソニックモデルです。
内径リムサイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットでかなり厚めです。
口あたりがとてもソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいリムデザインです。
カップは浅めのダブルカップです。
バックFくらいで浅めのファーストカップとVカップのセカンドカップが特徴です。
スロートの手前がやや太めになっていてストークヴァッキャーノモデルのような形状です。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン7〜8の中間くらいです。
とてもブリリアントでレスポンスが良いです。
特にハイノートのコントロールが楽なデザインです。
大音量が得られるのでリードプレイヤー、ホーンセクションなどにおすすめです。





19C
2002年に楽器製作より引退した「スーパーチョップス」の提唱者ジェロームカレマウスピースです。
刻印はJEROME CALLET 19Cとあります。
サイズはバック12くらいです。
リムはフラットでかなり厚めです。
とても口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくいデザインです。
リム外径サイズはバック3くらいに感じます。
リム内側エッジがややなだらかでえぐりがあります。
スロート手前がやや太めでWカップ状となっています。
カップはバックFくらいで浅めです。
スロートは#28(3.57mm)より細めです。
バックボアはワーバートン7くらいです。
レスポンスがよくスピード感のあるブリリアントな響きです。
特に高音域のコントロールが楽なデザインです。
レシーバー内のギャップ間隔が短く抵抗感が少なくなります。





V.F20S
2002年9月に楽器の製作を止め指導者に専念しているジェロームカレのマウスピースです。
166gのヘビーモデルで国内未発売で現在製造されていないレアなモデルです。
サイズはバック12よりやや小さめくらいです。
リムはフラットで厚めです。
そのため口あたりがソフトです。
カップはバックEくらいです。
スロートは#27(3.66mm)くらいです。
バックボアはワーバートン2くらいでかなりタイトです。
マウスピースでの振動がレシーバーあたりで拡散することがなく
ベルの先から音が鳴る感じです。
小さめですが中低音は太く豊かで高音域はブリリアントでスピード感のある音がします。
ビックバンドやホーンセクション、ポップスにおすすめです。





VARICUP-BUKUR 14B
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
刻印はJEROME CALLET VARICUP-BUKUR 14Bとあります。
14Bは当時のカタログにない型番です。
サイズはバック12くらいです。
リムはフラットで厚めです。
とても口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくデザインです。
リム内側エッジがなだらかです。
カップはボウル状でバックE〜Fの中間です。
スロートは#28(3.57mm)より細めです。
バックボアはワーバートン7くらいです。
小さめのリムですが中低音はウォームな響きです。
高音域はレスポンスがよくスピード感のあるブリリアントな響きです。
特に高音域のコントロールが楽なデザインです。
カップに製作時の研削跡があります。





635CV
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
サイズはバック7相当です。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
リム内側エッジがなだらかです。
口当たりはソフトで気持ちが良いです。
カップはボウル状でバックFくらいで浅めです。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
スロート手前がダブルカップ状でストークヴァッキャーノモデルのように太めです。
バックボアはワーバートン7〜8の中間くらいです。
レスポンスがよくスピード感のあるブリリアントな響きです。
特に高音域のコントロールが楽なデザインです。





650CV
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
サイズはジェロームカレでは大きめのバック3くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
リム内側エッジがなだらかです。
口当たりはソフトで気持ちが良いです。
カップはボウル状でバックFくらいで浅めです。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
スロート手前がやや太めです。
バックボアはワーバートン8くらいです。
レスポンスがよくスピード感のあるブリリアントな響きです。
特に高音域のコントロールが楽なデザインです。





1CV
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
サイズはジェロームカレでは最大クラスでバック1くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
リム内側エッジがなだらかです。
口当たりはソフトで気持ちが良いです。
カップはボウル状でバックCよりやや深めです。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
スロート手前がやや太めです。
バックボアはワーバートン7くらいです。
唇が自由な感じで大きめのサイズですがローからハイまでコントロールが楽です。
レスポンスが良く太く豊かな響きがします。





VARICUP BUKUR
2002年9月に楽器の製作を止め指導者に専念すると発表し周囲を驚かせたジェロームカレマウスピースです。
VARICUP BUKURです。
サイズはバック12くらいです。
リムはフラットでかなり厚めです。
そのためハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいデザインです。
カップはWカップです。
1段目のカップの深さはバックEくらいです。
スロート手前が太くダブルカップになっています。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン7くらいです。
レスポンスがとても良くブリリアントでスピード感のある響きがします。
高音域がかなり楽になるようにデザインされたマウスピースです。





DT・10
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
ジェロームカレによると、これまで製作した2,000種類のマウスピースの中で
一番優れているマウスピースと断言しています。
現在入手が困難なレアなモデルです。
サイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットでかなり厚めです。
リム幅が厚めのため外径サイズが大きめに感じます。
かなりハードプレスでも痛くなりにくくバテにくリムデザインです。
口当たりはソフトで気持ちが良いです。
カップはバックFくらいでかなり浅めです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
スロートの直線部分がやや円錐形で長めです。
バックボアはワーバートン2くらいでタイトです。
とてもスピード感のあるレスポンスが良いです。
とてもブリリアントな響きがします。
高音域のコントロールがかなり楽です。





2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
70年代にジェロームカレが彼自身と彼の生徒のために製作した初期のマウスピースです。
サイズはバック12くらいです。
リムはセミフラットで厚みはやや厚めのため外径サイズがバック5くらいに感じます。
口当たりはソフトで気持ちが良いです。
カップはUVカップで浅めのバックEくらいです。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
バックボアはワーバートン6くらいです。
ミディアムヘビーで重さは120gです。
とてもスピード感のあるレスポンスが良いデザインです。
高音域のコントロールがかなり楽です。
遠鳴りする感じでふくよかで芯のある響きがします。
市販されていなかったマウスピースなので非常にレアです。