640☆マグナム
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
144gあるジェロームカレマグナムモデルです。
製造されていないレアなモデルです。
サイズはバック10-1/2くらいです。
リムはフラットで厚めです。
リム幅が厚めのため外径サイズが大きめに感じます。
かなりハードプレスでも痛くなりにくくバテにくリムデザインです。
口当たりはソフトで気持ちが良いです。
カップはダブルカップでリム内側エッジがなだらかで1段目のカップはバックFくらいで浅めです。
パデューバのようなダブルカップでスロート手前がVカップのようになっています。
スロートは#27(3.66mm)くらいです。
スロートの直線部分がやや円錐形で長めです。
バックボアはワーバートン8くらいです。
見た目より正統派な音質で芯のあるふとい響きがします。
とてもスピード感のあるレスポンスが良いデザインです。
高音域のコントロールがかなり楽です。





2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
70年代にジェロームカレが彼自身と彼の生徒のために製作した初期のマウスピースです。
サイズはバック10-1/2くらいです。
リムはセミフラットで厚みはやや厚めのため外径サイズが大きめに感じます。
口当たりはソフトで気持ちが良いです。
カップはややVカップで浅めのバックFくらいです。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
スロートの直線部分がやや円錐形で長めです。
バックボアはワーバートン4くらいです。
ミディアムヘビーで重さは122gです。
とてもスピード感のあるレスポンスがものすごく良いデザインです。
高音域のコントロールがかなり楽です。
ブリリアントでエッジのあるフォーカスのはっきりした太い音が鳴るデザインです。
市販されていなかったマウスピースなので非常にレアです。





1CT
ジェロームカレが彼自身と彼の生徒のために製作した初期のマウスピースです。
製造数がかなり少なくレアなマウスピースです。
当初このようなデザインでマウスピースを発売予定でした。
当時はヘビータイプのマウスピースはどこのメーカーも発売していなかったため
見た目が良くなかったという理由でもう少しスリムなデザインで発売となった経緯があります。
その後ジェロームはマグナムシリーズでヘビータイプを発売しました。
サイズはバック5〜7の中間くらいです。
リムはセミフラットで厚みはやや厚めです。
口当たりがソフトです。
カップは浅めのVカップで浅めのバックEくらいです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めくらいです。
ボディーにハケ塗りのようなラッカーがついています。
ブリリアントでレスポンスの良いマウスピースです。
特にハイノートが楽にコントロールできるようにデザインされています。
プロトタイプらしくカップ内部に研削跡があります。





Gozzo 3
2002年9月に楽器の製作を止め指導者に専念すると発表し周囲を驚かせたジェロームカレマウスピースです。
Conrad”The Goz”Gozzoのシグネチャーモデルです。
Gozzoについてはこちらで演奏をチェックすることができます。
サイズはバック3よりやや小さめくらいです。
リムはセミフラットでうすめです。
カップは浅めのVカップで深さはバックEくらいです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
スロートの直線部分が長めで高音域が安定するデザインです。
バックボアはワーバートン7くらいです。
レスポンスがとても良くスピード感のある響きがします。
息の量によりいろいろな音色のコントロールが楽なデザインです。





5FL
アコースティックモデルのフリューゲルマウスピース5FLヴラディミール・フリードマンシリーズです。
フリューゲルのアコースティックモデルはカタログにないカスタムモデルです。
シャンクはケノンなどに合うコルネットくらい細めです。
ヤマハ、バックなどには合いませんのでご注意ください。
サイズはバック5くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはアメリカスタイルのVカップです。
カップ形状は細めで深いデザインです。
音はフォーカスのしっかりしたやや明るめな音です。
トランペットからの持ち替えがとてもスムーズで特に高音域のコントロールが楽なデザインです。
シャンクに製作時についた研削跡があります。





7M A
7Mの刻印の右ななめ上に小さくAとあるカタログにはないレアなモデルです。
サイズはバック2〜3の中間くらいです。
リムはラウンドでややうすめです。
リム外側エッジがなだらかです。
カップはバックCよりわずかに浅めくらいです。
ショルダーの角度がはっきりしています。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン5くらいです。
かるく吹いてもレスポンスがとても良くとても太く豊かな響きがします。
PPP〜FFFまでダイナミクスの幅が広がります。
唇の振動が分散せず全部が音になる感じです。
アコースティックモデルの名前どおり音がギラギラした明るさではなく上品な明るさです。
吹奏楽、オーケストラまで幅広く使えそうです。





15S
2002年9月に楽器の製作を止め指導者に専念すると発表し周囲を驚かせたジェロームカレマウスピースです。
175gの超ヘビーモデルで国内未発売で現在製造されていないレアなモデルです。
サイズはバック12くらいです。
リムはフラットで厚めです。
そのため口あたりがソフトです。
カップはバックEくらいです。
スロートは#26(3.73mm)くらいです。
バックボアはワーバートン7くらいです。
マウスピースでの振動がレシーバーあたりで拡散することがなく
ベルの先から音が鳴る感じです。
太くブリリアントでスピード感のある音がします。
ビックバンドやホーンセクション、ポップスにおすすめです。





15Sサテンゴールド
ジェロームカレカスタムシリーズのVARICUP=BURKUR 15Sです。
定価22,000円プラスサテンゴールドメッキのゴージャズなマウスピースです。
サイズはバック101/2より少し小さめくらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはバックEくらいで浅めです。
スロート手前がダブルカップのように少し太くなっています。
pその部分はメッキがはげています。
スロートは#28くらいです。
バックボアはバックよりややタイトです。
息と音の抜けがとても良く響き渡るような吹奏感です。
ジェロームカレのスーパーチョップス奏法でなくても扱いやすいマウスピースです。
ハイノートのコントロールが楽なデザインです。





C2ピンクサテンゴールド
クラウドゴードンのシグネチャーマウスピースのオリジナルCGPERSONALをベースにしたモデルです。
ピンクゴールドメッキでボディーとシャンクがサテン仕上げになっています。
サイズ内径はバック101/2くらいで小さめす。
リムの外側エッジがラウンドになっているため外形はバック12くらい小さく感じます。
リムはラウンドでうすめです。
カップは深めのバックA〜Bの中間くらいです。
スロートもかなり太めの#22(3.99mm)です。
小さめのリム、深めのカップ、太めのスロートの絶妙なバランスがとれています。
ローからハイまで均一な太いウォームな音がします。
特にハイノートがやせなく野太く鳴る感じです。





ジェロームカレのレギュラーモデル型番1です。
現在は製造されていないモデルです。
サイズは10 1/2〜12の中間くらいです。
リムはセミフラットでやや厚めです。
リムの外側エッジがラウンドでワイドクッションリムのようになっています。
そのため口あたりがソフトです。
カップはややVカップで深さはバックEくらいです。
音のフォーカスがはっきりしていてスピード感のある音がします。
とても効率良くアンブッシャーの振動が音になるデザインです。
スロートはやや細めの#28(3.57mm)くらいです。
スロート内部に研磨跡が残っています。