スタジオＢ　ベンド ハイノートヒッター、ビックバンドで定番のジェットトーンです。 つくりと音質が良いので人気のあるオールドタイプです。 マイルスディヴィス、ドンエリス、ショーティーロジャース、チャックフィンドレーなども 愛用したベンドしている カスタムモデルマウスピースです。 ベンドしていることにより上唇へのプレスが軽減されるためハイノートが楽でバテにくいデザインです。 内径サイズはバック１０-1/2〜１２の中間くらいです。 リムはフラットでかなり厚めです。 そのため外径サイズはバック３くらいに感じます。 リム頂点がやや外側にあります。 カップは２段になっています。 １段目はリムからカップへ垂直におちています。 セカンドカップの深さはバックＥくらいです。 浅めのカップですが唇がカップ内壁につきにくいデザインです。 スロートは＃２４（３．８６ｍｍ）です。 バックボアはワーバートン６くらいです。 ベンドさせているボディーにできたヒビをハンダで補強しています。 ジェットトーンではないような太く芯のある鳴りがします。 高音域はもちろん低音域もやせずにコントロールできるデザインです。 ソロ、リードの両方に使えそうなマウスピースです。

１Ｍ 旧モデル名はＴ−２Ｂで発売されていたＳｔｕｄｉｏ−１Ｍです。 ジェットトーンの中では一番大きいサイズです。 サイズはバック１くらいです。 リムの外側に頂点があるため実際吹いてみると外径はバック１より大きく感じます。 リムはフラットで頂点が外側にあるため唇が自然に中央に集まり唇を覆うようになり アンブッシャーが崩れにくい特徴のあるデザインです。 大きめのマウスピースが好みでハードで長時間吹くようなプレイヤーにおすすめです。 カップえぐりがあり２段になっています。 リムからカップへ垂直に落ちています。 ２段目の深さはバックＥくらいです。 スロートは＃２７（３．６６ｍｍ）です。 バックボアはワーバートン５くらいでややタイトです。 音は明るめですが芯があり太い鳴りがします。

５Ａ ハイノートヒッター、ビックバンドで定番のジェットトーンです。 製造が完了しているレアなオールドタイプの５Ａです。 現行モデル１０Ｓの旧型番です。 内径サイズはバック１２よりやや大きめくらいです。 リムはジェットトーンでは一番フラットなＡリムでやや厚めです。 外径サイズはバック10-1/2よりやや小さめです。 ハードプレスでも痛くなくくソフトな口あたりです。 カップは２段になっています。 ファーストカップはリムからカップへ垂直におちていて唇が内壁に触れにくいデザインです。 セカンドカップの深さはバックＦくらいです。 スロートは＃２７（３．６６ｍｍ）です。 バックボアはワーバートン９〜１０の中間くらいです。 ブリリアントな鳴りで高音域はもちろん低音域もやせずにコントロールできるデザインです。

ＤＳ　Ｃ トランペット界のスーパースター、ドクセヴァリンセンのシグネチャーモデルです。 刻印はJET-TONE CUSTOM MODEL DS Bです。 サイズはバック１０-1/2よりやや小さめくらいです。 リムはセミフラットで厚みはノーマルです。 リム内側エッジがややはっきりしています。 カップはジェットトーンではめずらしくＷカップではなくＵ型です。 深さはバックＣ〜Ｂの中間くらいです。 スロートは＃２８より少し細めです。 バックボアはワーバートン５くらいです。 音に芯があり太くふくよかな響きがします。 高音域も楽にコントロールできるデザインです。 小さめのリム、深めのカップ、細めのスロート、バックボアがバランスが良くとれています。

ＳＳ 旧モデル名がＤａｎｅＳｔａｈｌのジェットトーンＳＳです。 ウッディーハーマンなどでリードトランペッターなどで活躍したプレイヤーです。 デイブスタールについてはこちらで演奏をチェックすることができます。 サイズはバック１０-1/2くらいです。 リムはセミフラットでやや厚めです。 リムの外側にリム頂点があり唇が中に入るようなデザインです。 カップは２段になっていて１段目はリムから垂直に落ちています。 ２段目はバックＦくらいです。 スロートの手前がなだらかに太くなっていてＷカップのようになっています。 スロートは＃２８（３．５７ｍｍ）です。 バックボアはワーバートン５くらいです。 音のフォーカスがしっかりしていて密度の濃い音が ローからハイまで楽にコントロールしやすいデザインです。

ヴィンテージＭＦ オールドジェットトーンを復刻したヴィンテージシリーズです。 トランペット界の「ボス」ことメナードファーガソンのシグネチャーモデルです。 オールドジェットトーンとはボディーのシェイプが違います。 リムサイズは現行のＭＦモデルよりやや小さめのバック１０-1/2〜１２の中間くらいです。 ファーガソンモデルの特徴でリム外側に頂点がありリム内側エッジがなくなだらかにカップになっています。 トランペットのベル内側のような形状です。 カップは浅めのＶカップです。 スロートは＃１９くらいでかなり太めです。 スロート部分のストレート部分がかなり長めで太めのスロートとバランスをとってあります。 そのためハイノートに安定感がでます。 バックボアはワーバートン４くらいでややタイトです。 レスポンスが良く太いブリリアントな芯のある響きがします。 息の入りがよくファーガソンを目指すハイノートプレイヤーにおすすめです。

アルハートＳ トランペット界の大ボス　アルハートのシグネチャーモデルです。 アルハートについてはこちらで演奏をチェックすることができます。 サイズはバック３くらいです。 カタログのサイズは内径１６．２５ｍｍ外径２７．９４ｍｍです。 リムはフラットで頂点が外側にあり唇が自然に中央に集まりアンブッシャーが 崩れにくい特徴のあるデザインです。 とても口あたりのよいリムです。 カップはえぐりがあり深さはバックＦくらいです。 浅めですが唇がカップ内に触れにくいデザインになっています。 スロートは＃２１（４．０４ｍｍ）で太めです。 バックボアはワーバートン５くらいです。 音はとてもブリリアントですが明るすぎない芯があり長時間のプレイが楽なデザインです。