12
スタジオ、ビックバンドのプロミュージシャンに愛用者の多いマルシンキウィッツです。
マルシンキウィッツはグレンデール→バーバンク→オレゴンで製造されています。
このマウスピースは初期のグレンデール製です。
型番はNo12です。
サイズはバック12くらいです。
リムはフラットで厚みはノーマルです。
リム内側にえぐりがありカップはややV型でバックD〜Cの中間くらいです。
スロートは#28(3.57mm)くらいでストレート部分がやや長めです。
バックボアはワーバートン5くらいです。
レスポンスが良くやや明るめで太く鳴ります。





E15 J.RINALDO
サイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはバックDくらいです。
スロート手前のショルダーの角度がはっきりしています。
スロートは#27(3.66mm)です。
モネやエリック宮城、ボビーシューモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで
特にハイノートが安定します。
バックボアはワーバートン7くらいです。
とてもブリリアントでふくよかで豊かな響きのするマウスピースです。
ハイノートを必要とするビックバンド、吹奏楽のポップスなどにおすすめです。




マイクバックスモデル
スタンケントンのバンドで活躍したハイノートヒッターで名クリニシャンとしても活躍中の
マイクバックスのために開発されたマウスピースです。
サイズはバック10-1/2くらいです。
リムはフラットで厚めです。
口あたりがとてもソフトでハードプレスをしても痛くなりにくくバテにくいデザインです。
カップはボウル状でバックFくらいです。
スロートは#27(3.66mm)です。
スロートの直線部分がやや長め、円錐形になっています。
とてもブリリアントでレスポンスがよくスピード感のあるサウンドです。
ハイノートを要求されるビックバンド、ホーンセクション、スカなどにおすすめです。





No.2
スタジオプレイヤーに根強い人気のあるマルシンキウィッツマウスピースです。
現在製造されていない型番No.2です。
サイズはバック3〜5の中間くらいです。
リムはセミラウンドで厚みはノーマルです。
カップはバックA〜Bの中間くらいで深めです。
そのため唇がカップ底部に触れることがありません。
スロートは#27(3.66mm)くらいです。
バックボアはワーバートン5くらいです。
ふくよかでウォームな鳴りがするマウスピースです。
息の抜け、レスポンスがよくハイノートが楽にコントロールできるデザインです。
ビックバンド、吹奏楽のポップスなどにおすすめです。





M.Cleinモデル
マルシンキウィッツのManny Kleinシグネチャーモデルです。
サイズはバック5、シルキー14相当くらいです。
リムはラウンドでややうすめです。
カップはゆるやかなU型で深さはバックDくらいです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン10くらいでオープンです。
マルシンキウィッツでは太めでエアーの含んだ暖かな音質です。
中庸なサイズ、浅めのカップ、やや細めのスロート、太めのバックボアという組合せです。
レスポンスが良くハイからローまでピッチが良いです。
リード、ソロの両方に使えそうなマウスピースです。





Bフィンドレー
チャックフィンドレーの兄で西海岸のスタジオプレイヤーとして活躍する
ボブフィンドレーのシグネチャーモデルです。
ハーブアルパートのサポート、教則本などでも有名です。
サイズはバック1-1/2くらいです。
リムはセミラウンドでややうすめです。
カップは浅めのバックEくらいです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン4くらいでタイトです。
音はマルシンキウィッツにしては明るすぎず、芯の太いエアーをたっぷり含んだ音がします。
大きめのリム、浅めのカップ、細めのスロート、タイトなバックボアのバランスが良いデザインです。<
ハイノートが楽なので吹奏楽のポップスやビックバンドで使えそうなマウスピースです。





11S
スタジオミュージシャンやビックバンドプレイヤーにも愛好者の多いマルシンキウィッツです。
通常のラインナップにはない型番11Sです。
サイズはバック12くらいでマルシンキウィッツでも小さめのサイズです。
リムはセミフラットでやや厚めです。
カップは浅めのUVカップで深さはバックEくらいです。
スロートは#27(3.66mm)です。
モネやエリック宮城、ボビーシューモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで
ハイノートが安定します。
バックボアはワーバートン10くらいです。
小さめのサイズですが息の入りが良くブリリアントでスピード感のある響きです。
特にハイノートのコントロールが楽なデザインです。
ハイノートを必要とするビックバンド、吹奏楽のポップスなどにおすすめです。




2-S
スタジオ、ビックバンドのプロミュージシャンに愛用者の多いマルシンキウィッツです。
マルシンキウィッツでは初期製作のGLENDALE製です。
サイズはバック3くらいです。
リムはラウンドで厚みはややうすめです。
カップはバックC〜Bの中間くらいでやや深めです。
スロートは#27(3.66mm)くらいでスロートは円錐形でやや長めです。
バックボアはワーバートン10くらいです。
息が入りやすくレスポンスが良いやや明るめで太く鳴ります。
リードからソロプレイヤーまで対応するようなマウスピースです。
吹奏楽のポップス、ビックバンド、ホーンセクションなどにおすすめです。





E2*P.Michelou
スタジオミュージシャンやビックバンドプレイヤーにも愛好者の多いマルシンキウィッツです。
サイズはリム外径27.46mm内径 17.50で口当たりはバック1-1/2くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップは浅めのボウル状で深さはバックDくらいです。
スロートは3.81mmです。
モネやエリック宮城、ボビーシューモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで音が安定します。
バックボアはワーバートン7くらいです。
息の入りが良くブリリアントでスピード感のある響きです。
大きめのサイズですがハイノートのコントロールが楽なデザインです。
ハイノートを必要とするビックバンド、吹奏楽のポップスなどにおすすめです。