トランペット界の「ボス」ことメナードファーガソンのシグネチャーモデルです。
モネ自身がファーガソンのようなハイノートプレイヤーを目指していて親交が深かったです。
当時ファーガソンが20数年ぶりにリム形状を変えたことで話題になったマウスピースです。
晩年ファーガソンはマウスピースだけでなくモネプラーナモデルの
ライトウェイトの楽器を使用していました。
重さが116gでライトモデルのLTシリーズです。
リム内径サイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットで厚めです。
ファーガソンモデルはリム内側エッジがないのが特徴ですが
MFUにはリム内側エッジがあるため幅広いプレイヤーに支持されています。
カップはバックFくらいです。
スロート手前が太くダブルカップ形状になっています。
カップ内は研磨をしていなくメッキ前の状態を保っているのが特長です。
スロートは#24(3.86mm)です。
スロートの直線部分がとても長めで高音域が安定するデザインです。
バックボアはワーバートン2くらいです。
優しく吹くとウォームで柔らかいサウンドがします。
明るめなのに豊かでモネらしい太くウォームな響きがします。
レスポンスがよく高音域での音のつぼがはまりやすくピッチが安定するデザインです。
ビックバンド、セクション、スカなどにおすすめです。 |
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