STC−1 B2

ウィントン・マルサリス、テレンス・ブランチャード、ブライアン・リンチなどが愛用している型番です。
内径がバック1-1/4Cに近いサイズでモネの中でも人気のあるモデルです。
バックのマウスピースからのスイッチする方も多いモデルです。
どのメーカーにもマッチするようにデザインされたミディアムヘビーのSTC−1です。
モネのピッチセンター理論によりBb管用にバック(87.0mm)などより全長が7mmくらい短かい80.4mmです。
リムはバック1-1/4Cに比べるとフラットで厚みはノーマルです。
スロートの手前のショルダーはなだらかで太めです。
カップはバックCよりわずかに深めです。
カップ内は研磨をしていなくメッキ前の状態を保っているのが特徴です。
全長が短く全体のバランスをとっているので低音〜高音で楽器の吹く角度を上〜下にして補正する必要がなくなります。
スロートは#27(3.66mm)でモネットではやや細めです。
バックボアはワーバートン7くらいです。
音の粒だちが良いモネらしくとてもふくよかでウォームな音がします。
ボリュームの幅が広く濃密な響きがします。
オーケストラからコンボまでオールラウンドに使えるマウスピースです。





STC−1 B7F

新しいカッティングマシーンを導入したモネマウスピースです。
ニューデザインはこれまでなだらかだったボディーに角度がついています。
カップ内も以前とは違い研削跡がなくなだらかです。
アートファーマーや元タワーオブパワーのグレッグアダムスが使用していた同型番で人気のあるB7Fです。
B7Fの「F」はファーマーからとられています。
重さは119gでモネの楽器だけでなく他メーカーにもマッチするようにデザインされたマウスピースです。
カタログでは現行バック7Bに近いモデルです。
リムはバック7Bよりフラットでやや厚めです。
口当たりがソフトなリムデザインです。
リム内側エッジがややはっきりしています。
カップはやや浅めのVカップで深さはバックCくらいです。
Vカップのためカップからスロートにつづくショルダーの角度がはっきりしています。
モネ氏のピッチセンター理論によりバックなどより全長が少し短い80.3mmでBb管用です。
スロートは#21(4.04mm)くらいです。
スロートの直線部分が長めで高音域が安定するデザインです。
バックボアはワーバートン4くらいです。
レスポンスがよくエアーを含んだふくよかで豊かな響きがします。
コンボからビックバンド、ポップスまで幅広く対応できそうなマウスピースです。





STC−1 B3

内径がバック1-1/2Cに近いサイズでモネットの中でも人気のあるモデルです。
どのメーカーにもマッチするようにデザインされたミディアムヘビーSTC−1です。
モネット氏のピッチセンター理論によりバックなどより全長が少し短いBb管用です。
リムはバック1-1/2Cよりフラットでやや厚めです。
口当たりがソフトなリムです。
カップはバック1-1/2Cよりわずかに浅めです。
カップ内は研磨をしていなくメッキ前の状態を保っているのが特徴です。
全長が短く全体のバランスをとっているので低音〜高音で楽器の吹く角度を上〜下にして補正する必要がなくなります。
スロートは#24(3.86mm)です。
バックボアはワーバートン7くらいです。
音の粒だちが良いモネらしくとてもふくよかでウォームな音がします。
ボリュームの幅が広く濃密な響きがします。
オーケストラからコンボまでオールラウンドに使えるマウスピースです。





B6シルバー

ロイハーグローブなどが愛用している型番です。内径が現行バック3Cに近いサイズです。シカゴモデルからSTC−1モデルに以降したSTC−1初期モデルです。
シルバー仕上げと現行モネとは少し刻印が違います。
どのメーカーにもマッチするようにデザインされたミディアムヘビーSTC−1です。
モネ氏のピッチセンター理論によりバックなどより全長が少し短いBb管用です。
リムはバック3Cにかなり似ています。
セミラウンドで厚みはノーマルです。
スロートの手前のショルダーはなだらかで太めです。
えぐりがありカップはバックCよりわずかに深めです。
カップ内は研磨をしていなくメッキ前の状態を保っているのが特長です。
全長が短く全体のバランスをとっているので低音〜高音で楽器の吹く角度を上〜下にして補正する必要がなくなります。
スロートは太めの#27(3.66mm)で現行モネより細めです。
バックボアはワーバートン8くらいでノーマルです。
エアーをたっぷり含んだとてもふくよかでウォームな音がします。
オーケストラからコンボまでオールラウンドに使えるマウスピースです。





C11

モネではレアな初期のシカゴモデルと同じシルバー仕上げのマウスピースです。
C管にバランスの良いC11です。
MONETTEの刻印がなくC11のみ刻印されています。
サイズはバック1くらいでかなり大きめです。
リムはセミフラットでやや厚めです。
カップはバックA〜Bの中間くらいです。
カップ内は研磨をしていなくメッキ前の状態を保っているのが特長です。
ものすごくふくよかでウォームでエアーのたっぷり含んだ音がします。
他パートとのブレンドがとても良いサウンドがします。
スロートがかなり太めでたっぷり息が入ります。





STC−1 B11

モネの市販マウスピースで最大・最深のSTC−1 B11です。
カタログではバック1A相当のモデルでボストン交響楽団・首席チャールズ・シュリューター愛用モデルです。
ボストン交響楽団のチャールズ・シュリューター氏についてはこちらで演奏をチェックすることができます。
シカゴモデルから現行モデルへ移行する時期に製造されたマウスピースのようです。
サイズはバック1Cよりやや大きめのシルキー19くらいです。
リムはバック1Cよりわずかにセミフラットで厚みはノーマルです。
リム内側エッジがややはっきりしています。
リム内側エッジにえぐりがありカップ内壁に唇が触れにくくバテにくいデザインです。
カップはバックA〜Bの中間くらいで深めです。
カップ内は研磨をしていなくメッキ前の状態を保っているのが特徴です。
スロートは#20(4.09mm)です。
スロート内部は円錐形で長めです。
バックボアはワーバートン10くらいです。
息の入りがよくモネらしいとてもふくよかでウォームな音がします。
ボリュームがあり芯のある力強い響きがします。
バランスがよいのでサイズのわりにはコントロールが楽な印象です。





STC−1 B3

内径がバック1-1/2Cに近いサイズでモネットの中でも人気のあるモデルです。
どのメーカーにもマッチするようにデザインされたミディアムヘビーSTC−1です。
モネット氏のピッチセンター理論によりバックなどより全長が少し短いBb管用です。
リムはバック1-1/2Cよりフラットでやや厚めです。
口当たりがソフトなリムです。
カップはバック1-1/2Cよりわずかに浅めです。
カップ内は研磨をしていなくメッキ前の状態を保っているのが特徴です。
全長が短く全体のバランスをとっているので低音〜高音で楽器の吹く角度を上〜下にして補正する必要がなくなります。
スロートは#24(3.86mm)です。
バックボアはワーバートン8〜9の中間くらいです。
音の粒だちが良いモネらしくとてもふくよかでウォームな音がします。
ボリュームの幅が広く濃密な響きがします。
オーケストラからコンボまでオールラウンドに使えるマウスピースです。





STC−1 B2

ウィントン・マルサリス、テレンス・ブランチャード、ブライアン・リンチなどが愛用している型番です。
内径がバック1-1/4Cに近いサイズでモネの中でも人気のあるモデルです。
バックのマウスピースからのスイッチする方も多いモデルです。
どのメーカーにもマッチするようにデザインされたミディアムヘビーのSTC−1です。
モネのピッチセンター理論によりBb管用にバック(87.0mm)などより全長が7mmくらい短かい80.4mmです。
リムはバック1-1/4Cに比べるとフラットで厚みはノーマルです。
スロートの手前のショルダーはなだらかで太めです。
カップはバックCよりわずかに深めです。
カップ内は研磨をしていなくメッキ前の状態を保っているのが特徴です。
全長が短く全体のバランスをとっているので低音〜高音で楽器の吹く角度を上〜下にして補正する必要がなくなります。
スロートはやや太めの#24(3.86mm)です。
バックボアはワーバートン7くらいです。
音の粒だちが良いモネらしくとてもふくよかでウォームな音がします。
ボリュームの幅が広く濃密な響きがします。
オーケストラからコンボまでオールラウンドに使えるマウスピースです。





STC−1 B8

新しいカッティングマシーンを導入したモネマウスピースです。
カップ内の研削跡がなだらかなのが特長です。
ニューデザインはこれまでなだらかだったボディーに角度がついています。
モネのカタログでは一番サイズの小さいモデルB8です。
どのメーカーにもマッチするようにデザインされたミディアムヘビーSTC−1です。
モネ氏のピッチセンター理論によりバックなどより全長が少し短いBb管用です。
リム内径はバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットでやや厚めです。
リム外径はバック7〜10-1/2の中間くらいに感じます。
口当たりがソフトなリムデザインです。
カップはバックBくらいです。
カップ内は研磨をしていなくメッキ前の状態を保っているのが特徴です。
全長が短く全体のバランスをとっているので低音〜高音で楽器の吹く角度を上〜下にして補正する必要がなくなります。
スロートは#24(3.86mm)くらいです。
スロートのストレート部分が長めのデザインで太いスロートとのバランスをとってあります。
そのため息をとられすぎるという吹奏感ではありません。
バックボアはワーバートン4くらいでややタイトです。
小さめのサイズですがモネらしくとてもふくよかでウォームな音がします。
高音域でも音がやせずに濃密な響きがします。
オーケストラからコンボまでオールラウンドに使えるマウスピースです。





B4S PRANA

モネのニューモデルマウスピースPRANA(プラーナ)です。
ノーマルのSTC1に比べ8gくらい軽い113gです。
焼きなましを行い金属の質とバックボア形状が違います。
ボディーがサテン仕上げになっています。
B4Sはマンハッタンジャズクインテットなどでニューヨークのスタジオミュージシャンの第一人者で
マウントバーノンバック3Cを愛用するルーソロフのために開発されたモデルです。
B4SのSはSoloffからきています。
モネ氏のピッチセンター理論によりバックなどより全長が少し短いBb管用です。
サイズは現行バック3Cよりわずかに小さめです。
リムは現行バック3Cよりセミフラットで厚みは同じくらいです。
モネB4よりリム内側エッジがややなだらかです。
カップはバックBよりわずかに浅めです。
高音域のコントロールが楽なようにデザインされています。
カップ内は研磨をしていなくメッキ前の状態を保っているのが特長です。
スロートは太めの#18(4.37mm)くらいです。
バックボアはワーバートン11くらいでオープンです。
息の入りがとてもよく豊かでディープな音がします。
fffのようなとても大きな音でも割れることがなくとても豊かな響きがします。
オーケストラからコンボ、ビックバンドまでオールラウンドに使えるマウスピースです。