1 1/2C
レアなマウントバーノン バック1 1/2Cです。
バック1-1/2Cの名声を高めたとが実感できるマウスピースです。
世界中のプレイヤーが探しまわるのも納得できるマウスピースです。
リムが現行バック1 1/2よりフラットで厚めです。
そのため口あたりがソフトです。
リム内側エッジ内壁にえぐりがあります。
カップは現行バックよりやや深めです。
スロートは現行の#27(3.66mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン9〜10の中間くらいで現行バックよりやや太めです。
やや深めのカップ、細めのスロート、太めのバックボアの組合せがとてもよいバランスです。
現行、旧刻印バック1-1/2Cとはまったく違うマウスピースです。
レスポンスがとてもよく芯のある密度の濃い響きがします。
やや明るめで豊かな音ですが散らばることがありません。
ローからハイまで音質が均等です。





1C
マウントバーノン バックの中でもレアな1Cです。
リムが現行バック1Cより少し小さめで旧ロゴバック1Cくらいです。
リムはセミラウンドで厚みはノーマルです。
カップは現行バックCと同じくらいです。
驚くほどレスポンス、音の響きが豊かです。
フォーカスもしっかりしていて芯のある音です。
ヴィンセントバックが本当に作りたかったバックサウンドが体感できます。
ローからハイまで音質が均等でコントロールがとても楽です。
世界中のプレイヤーがこのあたりマウスピースを入手するとなかなか手放さない理由がよくわかります。
オリジナルメッキではありません。
刻印がうすくなっている部分があります。





3Cカスタム
ニューヨークバック時代にヴィンセントバックが執筆した
「The Art of Trumpet Playing」にも掲載されている
シャンクが曲がっているマウントバーノン バック3Cです。
このタイプはマイルスが使用する以前にもありました。
現存数が極めて少なくマウントバーノンバック3Cの中でもかなりレアです。
現行3Cに比べるとリムが少しフラット気味で少し厚く感じます。
リム内側にえぐりがありエッジもはっきりしています。
カップは現行バック3Cより少しだけ深めです。
スロートは#28(3.57mm)よりわずかに太めです。
レスポンスがとても良く密度が濃くローからハイまでとてもバランスの良いマウスピースです。
唇へのプレスが少なくなるため高音域など自由な吹奏感がします。
シャンクがやや太めでやや抵抗感があります。
カリキオ、ベンジなどの太めのレシーバーにもおすすめです。





9C
ニューヨークにあるマウントバーノンで1953〜61年に製造されたマウントバーノンバックです。
型番は9Cですが実際にはバック10-1/2〜12の中間くらいに感じます。
リムはフラットでやや厚めです。
そのため口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくいです。
リム外側エッジがややなだらかになっています。
リム内側にえぐりがあり唇がリム内壁に触れにくくバテにくいデザインです。
スロートは#28(3.57mm)です。
カップはバックCで現行バック10-1/2Cより深めで12Cより浅めです。
バックボアはワーバートン10くらいです。
バックらしい芯のある、やや明るめの音でレスポンスが良いマウスピースです。
小さめのサイズとは思えないような豊かな鳴りがします。
ハイノートのコントロールが楽なデザインです。





11C
ニューヨークにあるマウントバーノンで1953〜61年に製造されたマウントバーノンバックです。
サイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムは12Cに近い形状でフラットで厚めです。
リム内側エッジがはっきりしています。
リム内壁にえぐりがありバック12Cよりやや深めです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン9くらいです。
とてもレスポンスがよくエッジのある密度の濃い響きがします。
小さめのサイズですがしっかりバックらしい力強い響きがします。





2 1/2C
ニューヨークにあるマウントバーノンで1953〜61年に製造されたマウントバーノンバックです。
リム内径サイズは現行バック6くらいです。
リムはフラットで厚めです。
そのため口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいデザインです。
リム外側エッジがややはっきりしています。
カップはカップ内壁にえぐりがありバック3Cより深めでC〜Bの中間くらいです。
スロートは#28(3.57mm)くらいです。
バックボアはワーバートン8〜9の中間くらいです。
レスポンスが良くローからハイまで太い均一な響きがします。
芯のある豊かでウォームな鳴りがします。





根強い支持をされていてマウスピースメーカーの手本となっているマウントバーノンバックです。
6はニューヨーク、マウントバーノン時代にヴィンセント バック自身が使用していた型番です。
バック氏はその後は1 1/4Cを愛用していました。
バック自身が愛用したのも納得できるクオリティーの高いマウスピースです。
サイズは現行バックと同じ6くらいです。
リムはフラットで厚めです。
口あたりがソフトなリムです。
リム内側、外側エッジがややはっきりしています。
カップは深めでAとBの中間くらいで深めです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン9〜10の中間くらいです。
音はこのサイズのマウスピースとは思えないくらい芯のある太い音がします。
レスポンスがよくコントロールが楽なのにウォームな響きがします。
ローからハイまで均一なサウンドコントロールが楽です。





17C
マウントバーノンバック初期に製造されたマウスピースです。
メッキがニューヨークバックと同じでニッケルのようなやや黒っぽいメッキです。
サイズは現行バック12より小さめのバック17くらいです。
リムはフラットで厚めです。
リム内側エッジがはっきりしています。
カップはバックBくらいで深めです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン10くらいです。
小さいサイズなのに音が細くならずバックらしい芯のある響きがします。
やや明るめでゆたかで太い鳴りです。





7B
ニューヨークにあるマウントバーノンで1953〜61年に製造されたマウントバーノンバックです。
7Bの刻印がやや大きめで深いマウントバーノンでも初期製作モデルです。
内径サイズは現行7Bにより小さめで10-1/2よりわずかに大きめです。
リムはフラットでやや厚めです。
そのため口あたりがソフトです。
リム内側エッジがややはっきりしています。
えぐりがありUV型のカップで深さバックBくらいです。
スロートは#28(3.57mm)です。
密度の濃いディープでウォームな響きがします。
やや明るめのふくよかな音でコントロールが楽なデザインです。
バックボアはワーバートン8〜9の中間くらいです。





7B
ニューヨークにあるマウントバーノンで1953〜61年に製造されたマウントバーノンバックです。
サイズは現行7Bにより少し小さめです。
リムはフラットでやや厚めです。
そのため口あたりがソフトです。
リム内側エッジがややはっきりしています。
えぐりがありUV型のカップで深さバックBくらいです。
スロートは#28(3.57mm)です。
レスポンスが良いのにウォームで芯のある音がします。
やや明るめのふくよかな音でコントロールが楽なデザインです。
バックボアはワーバートン10くらいです。