1960年代に製造された人気のあるオールドモデルです。
SCHILKEの刻印が浅めで大きめです。
型番9C4は深めのハンドハンマリングされています。
現行モデルよりつくりがていねいでシャンクがうすめで全長も88.0mmで7mmくらい短めです。
サイズはバック10-1/2よりわずかに小さめです。
リムはフラットでやや厚めです。
リム外側エッジがややはっきりしていて唇でグリップしやすいデザインです。
そのためハードプレスしても痛くなりにくく長時間のハードな演奏でもバテにくいデザインとなっています。
カップはボウル状でやや深めのバックBくらいです。
カップからスロートとなるショルダーのエッジがはっきりしています。
スロートの手前がやや太めになっていてストークヴァッキャーノモデルのように
ダブルカップのような形状です。
スロートは#28(3.57mm)です。
スロートのストレート部分が長めで高音域が安定するデザインです。
バックボアはワーバートン9くらいです。
シャンクに太さが現行シルキーよりわずかに太めです。
このサイズとは思えないくらい密度の濃い芯のある響きがします。
マウスピースでの振動がロスなく楽器に伝わるような吹奏感です。
芯のあるふくよかな響きのままで高音域のコントロールも楽なデザインです。
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